9 山本八幡宮


 石清水八幡宮から神霊を勧請した、山本新田の鎮守さんです。深夜のタクシーでの帰宅で、近所に気兼ねした東光が、ここで下車して天台院まで歩く描写があります。作中の登場人物が月例祭の日に「茹で川蟹」の店を出し、それが物語の発端になる話もあります。