天候の状態を表わす用語で「気候」という語は、気象の長年にわたる平均の状態に対して用いる語である。これは、短期間でなく、一〇年、二〇年の平均という十分に長い期間を取ることで、その地域特有の気象の平均的状態を理解することが出来るからである。このことによって、他の地域との気候の比較をする時便利である。
気候に地域差が生じる原因としては、次のような要因があげられる。すなわち、地球上の位置(その地域が示される緯度・経度)、海・陸の分布状態、海抜高度、その地域の地形などがあげられる。また、気候の特徴の説明には気温、降水量、風向、風の強さ、湿度、日照時間などの気候要素が使われる。なかでも、気温、降水量は特に重要である。
気候区分は、注目する気候要素に何を採用するかで違ってくる。一般に、その要素として気温、降水量、日照時間を取ることが多い。
日本の気候は北海道、北日本を除くと、そのほとんどが温帯多雨気候帯に含まれる。さらに、日本の気候を大きく分けると、日本海型、太平洋型、瀬戸内海型に三区分されている。