福岡県の年間降水量は、県北部沿岸地域、すなわち、福岡市から北九州市にかけての地域、筑豊地方、それと周防灘沿岸京築地方が一八〇〇ミリメートル前後と最も少ない地域である。次いで、筑後平野の二〇〇〇ミリメートル。山沿いの地域では二一〇〇ミリメートル、山地では二四〇〇~三〇〇〇ミリメートルに達する。
一月の降水量は地域差が少なく、平野部では六〇~九〇ミリメートル、山沿い地域では一〇〇ミリメートル、山地では一〇〇ミリメートル以上となり、脊振山の一四〇ミリメートルが最も多い値となっている。
四月になると、福岡地方、筑豊地方、周防灘沿岸京築地方が一五〇~一七〇ミリメートル、北九州市は一八〇ミリメートル前後である。また筑後地方では北部で一八〇ミリメートル前後、中部より南では二〇〇ミリメートル前後と他の平野部に比べて多くなっている。
八月は北九州地方の沿岸部と周防灘沿岸京築地方が最も少なく、一三〇~一六〇ミリメートルとなっている。福岡地方や筑豊地方では一六〇~一九〇ミリメートル、筑後地方は一九〇~二〇〇ミリメートルで、山沿い地域では二二〇ミリメートル前後、山地は三〇〇ミリメートルを超える所がある。
一〇月は筑豊地方、周防灘沿岸京築地方は八〇~九〇ミリメートルと最も少ない。平成元年から平成一二年までの行橋市における一〇月の降水量の平均は七二・〇ミリメートルと県内で最低である。その他の地域でも、一〇月の降水量は九〇ミリメートル前後で、多い所でも一〇〇ミリメートルくらいである。山地の多い所では一三〇ミリメートルを超える。