目次
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第二編 原始・古代
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第五章 律令国家の展開と豊前地域―古代―
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第五節 人々のくらしと産業
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一 衣食住と集落
衣
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衣は身分に応じて格差がみられる。庶民は麻の衣服であった。(図45)一方、貴族は絹織物の衣服であったとされる(後藤信子・吉永佐奈江「奈良時代庶民の衣服」、森弘子・梅野祥子・大隈和子編『都府楼十一号 梅花の宴-遠の朝廷の食と衣』財団法人古都大宰府を守る会、一九九一)。
図45 庶民の衣服