目次
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第三編 中世
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第一章 中世行橋市域における歴史的動向
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第五節 応仁・文明の乱と大内政弘
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二 大内義隆の反撃
西郷氏の活躍
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明応九年(一五〇〇)七月には大内勢は大友勢が立て籠もる馬ヶ岳城を包囲した。文亀元年三月一三日には大内義興は西郷藏人資政(さいごうくらんどすけまさ)を京都(山城国)北野神領である築城郡高塚村の代官に任命するなど、大友勢との決戦に備え体制を固めた。この年の七月七日に正資は息子正満(まさみつ)に代官職を譲与し、奉公に励むよう命じている。