目次
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第三編 中世
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第一章 中世行橋市域における歴史的動向
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第五節 応仁・文明の乱と大内政弘
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五 国人衆と宇佐宮
京都平野の神々と宇佐宮
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行橋市入覚(にゅうがく)の妙見宮は宇佐宮と深いつながりを持っており、森林が生い茂る高山に鎮座している。ここには女神像二体と僧像一体が祀られ、神仏混交(しんぶつこんこう)である。行橋市元永の妙見宮、犀川町蔵持山(くらもちやま)三所大権現の懸け仏、同生立八幡宮の神像体内銘文、行橋市大橋八幡宮の神像体内銘文から神仏混交が広く説かれていたことが分かる(銘文は資料編を参照されたい)。