目次
/
第三編 中世
/
第一章 中世行橋市域における歴史的動向
/
第六節 毛利と大友の抗争と戦国時代
/
三 大友義鎮の絶頂期
義鎮、豊前国守護となる
96 ~ 96 / 898ページ
事実上、北部九州支配の実績と幕府への莫大な献金によって、永禄二年六月に大友義鎮は豊前国・筑前国・筑後国の守護職に補任(ぶにん)され、四カ月後には、九州探題、大内家家督、周防、長門国守護職までも与えられた。永禄六年には豊後在国のまま将軍足利義輝(よしてる)の相伴衆(しょうばんしゅう)に任ぜられ、まさに大友義鎮の絶頂期であった。