秋月種実・高橋元種・長野助守の連合

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 天正九年三月付で、秋月種実から宇佐郡衆の一人萩原一雲へ宛てた手紙に、現在、道が塞がれているので連絡が取りにくくなっているが見捨てたわけではない、近いうちに香春岳城、馬ヶ岳城と相談をして援軍を送るつもりである、と記している。この頃香春岳城には高橋元種(たかはしもとたね)が在城し、馬ヶ岳城には長野助守(祐盛)が在城している。左記の手紙からは、秋月種実ら三人が同一歩調を取っていたことが分かる。