目次
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第三編 中世
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第一章 中世行橋市域における歴史的動向
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第六節 毛利と大友の抗争と戦国時代
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六 統一政権と豊前
秋月を撃退
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一〇月四日、里田勢は小倉を出発した。御牧郡(みまきぐん)(遠賀郡)麻生と宗像郡宗像両軍勢は、秋月勢が鞍手郡劍岳(つるぎたけ)、御牧郡淺川(あさかわ)、同古賀(こが)の三の半城(はしろ)を放棄したので追撃した。さらに、豊臣秀吉の命によって、秋月に対し御牧郡帆柱城の明け渡しと人質を要求している。