宮田・神田口

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 宮田という字名は神社の維持経営のための水田である。病気や災害が現代よりははるかに深刻であった中世には社寺、すなわち神仏への依存度は高かった。村人はその維持つまり建物修理や、祭り(祭祀)のための労働や費用負担を惜しまなかった。こうした田が佃に近接してあった。
 神田口(じんでぐち)は八幡社の馬場に沿って東側にある。