目次
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第三編 中世
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第三章 京都平野の城郭と遺跡
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第一節 城郭
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二 行橋市内の山城
元永城
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『豊前国古城記 安政六年写』に「城跡(しろあと)一ヶ所 元永村の内山城」とその所在を記している。城は行橋市大字元永字城尾(しろのお)(標高七六メートル)に所在する。生目神社(いきめじんじゃ)の東側尾根筋にある。主郭、腰郭(こしくるわ)、堀切一本が残っている。主郭(しゅくるわ)は長さ約三〇メートル、幅約一〇メートル。尾根筋を遮断する堀切の幅は七メートルである。