目次
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第七編 近代
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第四章 社会・生活
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第一節 保健衛生と医療
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二 大正・昭和の医療
京都歯科医師会の発足
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京都郡と築上郡の歯科医師によって、大正一〇年(一九二一)、豊築歯科医師会が組織、発足した。その後、会員増により大正一五年には、郡ごとに分かれて「京都歯科医師会」が発足した。この会は福岡県歯科医師会京都支部でもあった。この当時の会員数は一五名で、うち行橋町には九名の歯科医師がいた。
なお、京築地方の歯科医師第一号は大江島藏(文久三年生まれ)で、明治二五年、行橋町大橋西町で開業したという(『京都歯科医師会史』)。