目次
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第七編 近代
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第四章 社会・生活
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第四節 社会運動
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三 堺利彦農民労働学校
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2 堺利彦農民労働学校の展開過程
堺利彦農民労働学校の開設
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堺利彦農民労働学校は、校長堺利彦、主事落合久生、会計高橋信夫、会場提供者蓑干万太郎、受付宮原敏勝というスタッフで運営された。在地農村青年が学校運営の中心を担い、堺利彦、葉山嘉樹、田原春次、鶴田知也など京都郡出身の在京知識人が学校設立を全面的に支援した。第一期・第二期の会場は、行橋町大橋八〇三番地の三(現行橋市南大橋五丁目五番一〇号)、全大党京築支部長蓑干万太郎経営の自宅兼精米所二階の六畳三間で、のちに豊津に本格的な校舎が建設された。