婦人会・処女会

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 『京都郡誌』には大正八年四月末の各地の婦人会として、行橋仏教婦人会(行事)、真宗婦人会(大橋)、大谷婦人会(稗田)、大野井婦人会(今川)、蓑島主婦会、松原処女会(仲津)が記載されている。
 次に行橋町を中心とする京都郡処女会が、大正一〇年七月、郡長を会長に一四九六名で設立された。
 事業としては講話、家事講習、作法、裁縫、染色、補習教育、体育会、遠足会、敬老会、改良服講習、服装の制定など、女性らしい研修に努力している。
 なお、昭和二年一一月には、「国家興隆の基は男女等しく円満なる発達及び各々の天分を尽くすに在り」として、行橋町主婦会(会員一一〇〇余名、会長徳田伊勢次郎)を結成。会員相互の意見交換会や講演聴聞などによる修養に資している。また、特記すべきこととして主婦会歌や会旗も作成し、会員の一致団結を図っている。