中林梧竹
「南陌祥光紫、東郊端氣青」(なんはくしょうこうのむらさき とうこうずいきあおし) 南陌祥光紫 南陌(なんはく)祥光(しょうこう)の紫(むらさき)
東郊瑞氣青 東郊(とうこう)瑞氣(ずいき)青(あおし)
八十一叟 悟竹 八十一叟(そう) 悟竹
作者中林悟竹(1827-1913)は肥前小城藩士の家に生まれました。19歳の時に江戸に出て、市河米庵に師事し書を学びました。明治15年(1882)に清に渡り、北京で潘存に師事し、明治の画壇に斬新な書風をもたらしました。「明治三筆」の一人として称えられています。
本作は悟竹の81歳の頃の作です。
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