拝島日吉神社祭礼 加美町屋台 奈賀町屋台 志茂町屋台

  • 【文化財】昭島市指定有形民俗文化財(昭和61年8月28日指定)
  • 【所在地】(拝島町の各地区で保管)
旧拝島村エリア 近世の記憶

拝島町の三町には日吉神社祭礼に伴う伝統的な屋台(山車)があり、お囃子が伝承されています。

各屋台はいずれも明治初期の建造で、単層唐破風屋型一本柱後方建ち上げ方式です。江戸末期、八王子や砂川、箱根ケ崎などで曳かれた人形屋台の構造をほぼ踏襲しています。また、唐破風屋型の上に一本柱を建てて人形を飾る様式は、江戸型人形山車としても古式の様式に属します。

屋台人形は、大正5年(1916)に拝島村に電灯が引かれ、電柱が立てられために永らく途絶えていましたが、電線高架化が行われ、令和元年(2019)の祭礼から屋台人形の巡行が復活しました。

  • 写真は右から加美町、奈賀町、志茂町の屋台と人形

    写真は右から加美町、奈賀町、志茂町の屋台と人形
    (拝島公園。2019.9.15)


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