普明寺

  • 【所在地】東京都昭島市拝島町1-20-16
  • 【宗派】天台宗 【山号】拝島山【本尊】大日如来
旧拝島村エリア 原始~古代・中世の記憶

大永年間(1521~28)に罹災した口碑があるので、創建はそれ以前に遡ると思われます。なお、『大日堂縁起』では天正年間(1573~92)建立の大日八坊の一つとなっています。

江戸時代には、大日堂領御朱印10石のうち3石を配当され、その別当寺院として重要な位置にありました。現在も大日堂や仁王門などの管理に当たっています。堂宇は数回の火災に遭遇し、特に大正6年(1917)の拝島の大火[注1]で『大日堂縁起』や什物・記録の大半を失いました。明治初期には「拝島学校」も置かれました。

[注1] 拝島の大火 …… 大正6年3月18日午後2時出火。午後4時鎮火し死者なし。全焼64戸ほか。当日、拝島小学校高等科1,2年生は遠足で夜帰着し大騒ぎに。罹災者は拝島大師境内へ避難。

  • 普明寺の本堂

    普明寺の本堂