大日堂仁王門

  • 【文化財】昭島市指定有形文化財(昭和46年1月9日指定)
  • 【所在地】東京都昭島市拝島町1-10-14 普明寺大日堂境内
旧拝島村エリア 近世の記憶

仁王門の創建年代は定かではありませんが、江戸時代初期の建立ともいわれます。

建物は間口9m、奥行6.3mで、平成13年(2001)度から4年をかけて大修理を行いました。

南正面にある「密厳浄土寺」なる扁額について、かの蜀山人(大田南畝)[注1]は『調布日記』(19世紀初頭)の中で「宮方の書にやいずれにも高貴なる人の書なるべし」と記しています。

[注1] 蜀山人(しょくさんじん) …… 1749-1823。江戸後期の狂歌師・戯作者。文化8年(1809)に玉川堤防視察の際、拝島村、大神村などを訪れる。

  • 境域の中心にある大日堂仁王門

    境域の中心にある大日堂仁王門