旧田中村の鎮守。元来、田中村の鎮守は風田社でしたが、江戸時代に拝島村に組み込まれたため、宝暦10年(1760)に段丘下に鎮座していた稲荷神社を鎮守に定めました。その後、稲荷神社は明治2年(1869)に現田中寺の隣へ、さらに昭和15年(1940)に都道拡幅工事のため現在地に移りました。 境内には「水神宮」があります。これは、明治期に旧作目村地内から合祀した白山神社に関連があると考えられます。 稲荷神社拝殿