中神駅の南、中神駅と砂川方面に向かうY字路にあり、道しるべの役目も果たしています。「林」は旧集落名で、安政6年(1859)の多摩川洪水で流された旧中神村田中地区(中神町2丁目。現シルバー人材センター付近)から15軒が移住したところです。 馬頭尊は馬の守護と村の安泰を祈願し、慶応4年(1868)正月に建立されたものです。自然石に「馬頭尊」「世話人馬持中」などの銘文が彫られています。 馬頭尊あたりの道は急坂で、「林の坂」とも言われました。 Y字路に建つ林の馬頭尊