昭和公園

  • 【所在地】東京都昭島市東町5-11-43
旧郷地村・福島村エリア 現代の記憶

市民憩いの場である市立昭和公園。その歩みは昭島市の歩みとも重なります。

公園は、戦時中の陸軍航空廠[注1]技能者養成所運動場跡地(国有地)です。昭和24年(1949)、当時の昭和町が土地を借り受けて、整備に着手した総合運動場が元になっています。

その後、順次施設や面積も拡充し、現在では運動施設を中心とする総合公園になっています。この間、昭和公園では様々なイベントなどが開催され、現在に至っています。

昭和公園ミニ年表
 昭和24年(1949)  4月 整備着手。11月 第4回国民体育大会相撲競技開催
   同25年(1950)  野球場開設
   同29年(1954)  昭島市制施行式典開催
   同30年(1955)  昭島都市計画公園に位置付け
   同38年(1963)  小動物公園開設
   同46年(1971)  市民納涼の集い開催(1981年くじら祭りに)。D51機関車設置
   同48年(1973)  都立多摩スポーツ会館開設(2004年市立総合スポーツセンターに)・高校野球西東京大会開催
   同52年(1977)  第1回市民朝市開催
 平成17年(2005)  市制50周年記念モニュメント「彫刻銀河」設置
   同21年(2009)  くじら祭りで夢花火開催
   同22年(2010)  市民球場が新装
   同24年(2012)  陸上競技場インフィールドが人工芝となる
   同25年(2013)  多摩国体軟式野球競技開催
 令和 元年(2019)  D51修繕にクラウドファンディング導入

[注1] 陸軍航空廠(りくぐんこうくうしょう) …… 昭和10年に陸軍航空本部補給部所沢支部が立川に移転し、立川陸軍航空支廠と改称。日本陸軍の航空に関する器材や燃料の調達、補給、修理などを所管。西立川駅北側の立川飛行場西隣にあった。太平洋戦争末期は陸軍航空廠立川支廠に。

  • かつての昭和公園

    かつての昭和公園