開創年代は不詳ですが、開山直庵の経歴や建武4年(1337)・貞治5年(1366)銘の古碑が現存することから、室町時代初頭の創建と思われます。その後、一時荒廃していましたが、慶長年間(1596~1615)に旗本内藤氏が福島村領主となるにおよび、二代源左衛門(正久)によって再興されました。
旧本堂は宝暦6年(1756)の造立でしたが、平成17年(2005)に現在の本堂に再建されました。享和3年(1803)造立の鐘楼が現存します。
境内では、昭和26年(1951)に千葉県の遺跡から発掘された古代ハスの「大賀ハス」が育てられています。また、昭和42年(1967)建立の「戦没者慰霊碑」があります。