旧福島村の鎮守。創建年代は明らかではありませんが、明治33年(1900)の「福島神社明細帳」に天文年間(1532~55)、北条氏の支配下にあったという口碑が書き残されているところから、それ以前に創祀されたものと思われます。
古くは、蔵王権現・御嶽神社と呼ばれていましたが、明治の初期に現社号に改称されました。
本殿は昭和12年(1937)の再建、拝殿は入母屋造です。文政13年(1830)奉納の燈籠一対がありましたが、近年新調されました。境内には八雲神社が、また、明治の一時期には「共成学校」が置かれました。