文化11年(1814)に書かれた戦国時代を舞台とする読本(小説)。駿河国に始まり関東、東北に展開し、勧善懲悪と因果応報をテーマにしています。「武蔵名勝図会」(1820年刊)でも紹介された、その存在はたいへん貴重です。
作者の宇多々(1760?-1853)は本名を伊八といい、俳人でもありました。墓と辞世の句碑が宝積寺にあります。挿絵作者は同じ郷地村の江林斎良山(初代紅林七五郎)。
文化11年(1814)に書かれた戦国時代を舞台とする読本(小説)。駿河国に始まり関東、東北に展開し、勧善懲悪と因果応報をテーマにしています。「武蔵名勝図会」(1820年刊)でも紹介された、その存在はたいへん貴重です。
作者の宇多々(1760?-1853)は本名を伊八といい、俳人でもありました。墓と辞世の句碑が宝積寺にあります。挿絵作者は同じ郷地村の江林斎良山(初代紅林七五郎)。