享保2年(1717)の史料に「大六天林」の名がみえるところから、それ以前から鎮座していたと思われます。 「第六天」とも表記する大六天は、古代インド神話上の魔王。わが国では仏教守護神とされ、のちに民間信仰の対象となりました。祟る神として知られ、この祠にもいろいろな伝承があります。 古くは、この境内域が塚のような高地になっていたことから、この付近が郷地村発祥の地とする伝承があります。 イチョウに囲まれた大六天社