東京で最初に開催された第18回オリンピック大会は、昭和39年(1964)10月10日から24日まで開催され、自転車競技の団体ロードレースは昭島市内を通過しました。
「自転車競技第二関門地点」と書かれた記念碑は、レースが行われた奥多摩バイパス(オリンピック道路)脇にあります。10月14日のロードレース団体競技は、八王子自転車競技場(多摩御陵近くの現陵南公園ほか)をスタートし、日野市・立川市を経て昭島市内に入りました。第二関門を通過後は拝島橋を渡り、再びに競技場に戻るコースでした。ちなみに金メダルはオランダ、日本は19位でした。
当時の「広報あきしま」は、「自転車は時速60㎞ぐらい」「絶対に路上に立ち入らないで」「犬やネコはつないで」などと呼びかけています。