昭和8年(1933)、上流にあった九ヶ村用水取水口が移りました。当初は、竹で編んだ「蛇籠」を使って堰止めていました。しかし、大雨などでたびたび流されることから、昭和30年(1955)に東京都施工でコンクリ-ト製の堰が完成し、ようやく安定しました。 現在の堰は、4年間の工期を経て平成13年(2001)3月に再建されたもので、水門も同時に改築されました。多摩川の河口から47.8㎞、堰の長さは約360メートルあります。 昭和用水堰と取水口(2011.4)