|
あらすじ・概要
|
江戸時代前期の医師・仮名草子作者だった茨木春朔(いばらぎしゅんさく:1614~1671)による著書。1649(慶安2)年、戯名を地黄坊樽次(じおうぼう-たるつぎ)と称していた茨木が友人・門人らと共に、武州橘樹郡大師河原(現在の神奈川県川崎市川崎区)の名主池上太郎左衛門行種こと大蛇丸底深(だいじゃまるそこふか)と、三日三晩酒飲み勝負をしたという実話を軍記もののように戯作している。書名の「水鳥」は酒の字から派生したもので、「酒」のさんずい(水)とツクリ(酉)とをもじったもの。本書は好評を博し、「酒戦談」などとタイトルを変えて再版されたという。尚、後世に「後水鳥記」が出版されているが作者は異なる。
|