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解題・説明
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現在も名勝である京都詩仙堂の主人で、江戸初期の文人「石川丈山」の代表的な漢詩文集『覆醤集(ふしょうしゅう)』。石川丈山の漢詩集『覆醤集』は、西尾市貝吹町の長圓寺が所蔵する承応2年(1653)のもの(西尾市指定文化財。現在は、岩瀬文庫に寄託)が最も古く、乾・坤2冊からなり、絶句、律詩350篇を納める。題簽や跋文は丈山の自筆。松永昌三(尺五)と野間三竹による序、丈山の跋によると、「京都所司代の板倉重宗から、父勝重の菩提寺・長圓寺へ納めるため再三作品を請われたが、9年の間固辞してきた。このたび脱稿前であるが詩巻をまとめて進呈することとした。」とある。
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