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解題・説明
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安城町農会幹事の著者が、「日本デンマーク」安城への視察者用に昭和8年11月に綴った小冊子で、「はしがき」には次のように記してある。「最近安城目がけて、押寄せて来る視察員は、1年約2万人の夥(おびただ)しい数である、之れに対応する各機関の幹部はさぞ困って居るに違ひあるまい、其状態を考へるに結局来訪者のお困りになることで、私は折角貴重な旅費と、重い責任を負いながら態々遠路をたどり着かれた人たちに対し、満腔の敬意を表すると共に御気の毒に感ずるものである。それが為め本書をものし、当地を訪ふ人の遺憾を補ふため視ることの出来ない半面を先進者の教へにより或は記者が土地の人間として自ら体験したことを綴めて述べたものである。(以下略)」
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