知多市立中央図書館では知多市内(旧知多郡松原村)で代々庄屋をしておられた小島家に伝わる古文書を、現当主様のご厚意でお借りしデジタル化して発信しております。
保管されている古文書はほぼ200年前まで遡って当時の記録をたどることができます。
この時代は幕藩体制の崩壊、大飢饉、さらには諸外国から開国を迫られる渦中で数々の出来事や事件が起こっています。
愛知県知多半島の一小村でも、歴史的な時代の流れの影響を少なからず受けており、その事細かな様子などが記録を紐解くことにより手に取るようにわかります。
順次ご紹介しますのでぜひご覧ください。
【異国船日本江渡海噂噺】      
→目録へ アメリカ政府から日本開国任務の命を受け、マシュー・ペリー司令長官率いる艦隊は嘉永6年6月3日と嘉永7年1月16日の2回浦賀に来航しています。いわゆる「黒船来航」です。
この文書には1回目の来航の様子が記されており、浦賀沖に投錨してからわずか1カ月後には、直線距離にして250km以上離れたこの地域に仔細な情報が伝わっていることに驚かされます。
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