解題・説明
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若松城下を中心に会津の名産品や名所旧跡、商家、職人など150以上のジャンルからベスト5(ベスト3)を記した番付である。各ジャンルの中央がやや太字になっており、ナンバー1を表していると思われる。五幅対は木版で摺られた番付で彫師は大橋知伸である。父の守行は仏師として名が知られ、五幅対の「一国一人」の項目(中央下)に「法橋守行」と名前がある。制作者名は記されていないが、大須賀清光の作と推測される。【参考文献:『詳解会津若松城下絵図』野口 信一/企画構成・監修・執筆、歴史春秋出版、2011年『大須賀清光の屏風絵と番付―幕末!若松!喜知松?―』 福島県立博物館/編、福島県立博物館 2016年】
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