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解題・説明
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大町札ノ辻(現・大町四ツ角)から東へ向かって撮影された一之町通りの写真である。正面のドーム型の建物は1910(明治43)年に新庁舎落成し、翌年4月に開庁した若松警察署である。各店舗の前には大八車(だいはちぐるま)が置かれ、等間隔に電柱が立ち並んでいる。 一之町通りは、大町札ノ辻から東へ向かって馬場町通り、甲賀町通り、博労町通りと交わる道幅7mの通りで、安土桃山時代から商人や職人が住む町方の中心地だった。明治期に入ると市役所や郵便局などの官公庁のほか、漆器店や旅館などの商店が軒を連ね、大正期には、第一次世界大戦による好景気もあり、大町一之町だけで5つもの銀行があった。昭和期に行われた住居表示により「一之町」という町名表記自体は無くなったが、現在はバスの停留所などにその名を留めている。
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