解題・説明
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正門前から撮影された会津工業高校の創立期の校舎の一部で、天守閣と呼ばれていた。 会津工業高校は、明治37年(1904)4月15日、現在地の徒之町(かちのまち)に福島県立工業学校として開校した。当初は郷土の伝統産業である染織・漆工・窯業科が設置され、県内では唯一の工業学校であった。 昭和14年(1939)4月「南洋開発の父」と呼ばれた松江春次(まつえ はるじ)氏の寄付を基に機械科が新設され、同9月鈴木善九朗(すずきぜんくろう)氏の寄付で運動場が拡張された。 昭和23年(1948)4月、改正により福島県立会津工業高等学校へと改称し、昭和42年(1967)から女子生徒の入学が許可されるようになった。
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