解題・説明
|
檜原湖の湖岸近くに2艘の舟が浮かび、船頭が棹さす様子を撮影している。 檜原湖は磐梯山の北側に位置し、明治21年(1888)の磐梯山大噴火によって流れ出した岩石や土砂が、長瀬川(ながせがわ)の上流、檜原川が堰き止められてできた湖の一つである。 長峰船着場は檜原湖の南東にあり、現在は湖の東岸を散策する「檜原湖畔探勝路」の入り口となっており、近くには磐梯山噴火記念館や五色沼がある。 昭和25年(1950)9月5日、檜原湖を含む磐梯吾妻・猪苗代地域、出羽三山・朝日地域、飯豊地域からなる自然群は、「磐梯朝日国立公園」に指定された。
|