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解題・説明
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橋の全景が映るよう、横から撮影した風景写真である。
沼尻駅と中ノ沢温泉の間を流れる湯川(現在の硫黄川)に架かる橋は、大正13年(1924)12月に竣工した。橋が架かったことで、それまで川の下流を渡っていた旧道を廃し、駅からも近くなったため、旅客の便も良くなった。 当時としては大きな橋(「会津沼尻中ノ澤温泉案内誌」には『長さ二百余尺、数十尺の高空にて釣られ』と紹介されている)だったようで、遠望がよく、夏は納涼、秋は紅葉を楽しめ、多くの浴客が引きも切らずやってきたと言われている。
中ノ沢温泉は、冬季交通に不便だった沼尻温泉から引湯し、 明治20年(1877)秋に完成した。 当初は夏季しか引湯できなかった上、土砂崩れの影響による断湯等苦難も多かったが、大正9年(1920)には年間を通して温度を下げずに引湯することが可能となった。 泉質は、硫化水素含有酸性明ばん泉で、神経痛・リューマチ・皮膚病・胃腸病等に効能があるとされる。名物に、中ノ沢こけしや笹だんご、沼の平より産する湯の華がある。
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