解題・説明
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大山祗神社の遙拝殿を正面上空から撮影したもので、遙拝殿の境内に多くの参拝客が写っている。 大山祗神社は、西会津町野沢大久保にあり、宝亀9年(778)の勧請と伝えられる。 山の神大山祗命(おおやまずみのみこと)、長寿の神磐長比売命(いわながひめのみこと)、安産の神木花咲耶比売命(このはなさくやひめのみこと)を祭る。御本社(奥宮)は、遙拝殿(下宮)から4キロほど登った宇陀帰山(うだかえりやま)に鎮座している。 古くから、例祭日に太々神楽(だいだいかぐら)を奉納する太々講を行い、越後一円から信仰を集めていた。戦後は「大山まつり」となり、神楽の奉納が続けられている。 一生に一度の願いを三年続けてお参りすれば叶う、と言われており、地元で親しまれている。
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