|
解題・説明
|
近世後期、ロシア使節やイギリス軍船の来航により長崎警備は強化されます。本図には、西泊・戸町両番所(慶安元(1648)年設置)、長崎湊内外の大田尾・女神・神崎・白崎・高鉾・長刀岩・陰ノ尾各御台場(明暦元(1655)年設置、文化6・9年増設)、遠見番所等、長崎警備の主要施設が描かれています。フェートン号事件後に増設されたスヽレ石御台場(文化6年完成)が描かれていることから、文化6年以降、恐らくは台場増築が完成した文化9年頃の長崎警備御台場絵図と思われます。なお、蔭ノ尾島と香焼島がくっついています。
|