望月金鳳

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望月 金鳳(もちづき きんぽう) 1846-1915

日本画家。大坂平野町(現在の大阪市中央区)に生まれる。9歳の頃から円山派、その後四条派の西山芳園(1864-1931)に師事し、金鳳と号する。明治9年(1876)上京し、内務省に勤務後、30歳頃から15年間北海道で官吏として暮らしながら動物などの写生を行なった。明治23年(1890)再び上京後、第3回内国勧業博覧会に作品を出品。日本美術協会に動物画を出品し、賞を得た。明治31年(1898)日本画会を結成、審査員となる。明治42年(1909)文展審査員を務め、日本美術協会出品作はしばしば宮内庁買い上げとなった。

収蔵品

鶏・蝙蝠

鶏・蝙蝠

制作年不詳

絹本墨画 134.0×122.0cm