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函館市史 別巻 亀田市編
(中川嘉兵衛と製氷事業)
『
柳田藤吉
翁口述経歴談』(北大図書館蔵)によれば、「水田ヲ造リ願乗寺川ノ水ヲ引キテ結氷セシムル手段ヲ取,中川嘉兵衛製造の氷の出現により独占経営を脅かされるのを恐れていたようで、前記『経歴談』には、明治三年函館の
柳田藤吉
函館市史 通説編 第二巻
(五稜郭の採氷)
また明治3年2月
柳田藤吉
は生魚を東京へ出荷するにあたり、鮮度維持のために願乗寺川から採取した天然氷を利用,、これを買収し、横浜港に投棄して商品価値はないと宣伝して自分たちの営業を守ったということもあった(「
柳田藤吉
翁経歴談,
柳田藤吉
は回想談では以上のように述べているが、中川と岸田銀次(後に吟香)連名による明治3年8月の「上書,ところがボルベッキは函館の
柳田藤吉
と明年1000トンの購入の契約をしているが、内国産物の利益を外国商人
函館市史 通説編 第二巻
(明治35年の倉庫業)
これらのうちで特に
柳田藤吉
の経営する柳田倉庫の躍進ぶりにめざましいものがあった(『北海道開港・外国貿易機関之状況, 計 33 4,176 1 95 4 217 30 3,131 68 7,619 *
柳田藤吉
倉庫
函館市史 通説編 第二巻
(岡村小三郎)
明治初年榎本釜次郎等に從て脱走函館五稜郭に據り特務偵察の任に当る、二年賊平らぐの後、氏又特赦の令に逢い、函館の人傑
柳田藤吉
,
柳田藤吉
の勧めで実業人に転身したとされる。
函館市史 通説編 第二巻
(明治30年代の倉庫業の隆盛)
ニハ完成スルノ快挙ヲ眼前ニ控ユルアリ、尚且ツ露領トノ交通益々頻繁ヲ来サントスルニ於テヲヤ、聞クガ如クバ
柳田藤吉
函館市史 通説編 第二巻
(郷塾(郷学校))
2年福沢諭吉らの助言により東京に北門社新塾を開いた
柳田藤吉
は、翌3年藤野文蔵らとともに開拓使に請願、会所町,にあった官舎を補修し、その年7月新塾の分校「北門社郷塾」を函館に開設した(『
柳田藤吉
翁経歴談』)。
函館市史 通説編 第二巻
(開拓使立函館学校)
予定年限に達し、4万8000両の予算も超過したので、5年9月、東京の新塾、函館の郷塾ともに閉鎖された(『
柳田藤吉
翁経歴談
函館市史 通説編 第二巻
(新しい商人層の台頭)
仲買商人
柳田藤吉
の昆布買付活動で、幌泉場所の昆布相場が急騰(安政6年8月~9月の間に100石68両が98,されている仲買商人名は、大町 与三郎、大町 藤吉ら11名が知られるが(『函館市史』通説編第1巻)、藤吉が、
柳田藤吉
函館市史 通説編 第二巻
(海面埋立にみる函館区の政策)
弁天砲台地先埋立は、区が一括して売却する予定であったが、入札者がいないので分割して売却しようと公告中のところ、
柳田藤吉
,これにより市街宅地2万5233坪余は1坪平均15円の割合で
柳田藤吉
へ売却されたのである(明治27~36
函館市史 通説編 第二巻
(異人仲買)
函館における異人仲買の第1号は
柳田藤吉
といわれているが、彼の回想記によれば開港当時異人仲買は人々から嫌
椴法華村史
(箱館の開港と昆布の暴騰)
「
柳田藤吉
翁経歴談」(北海道大学図書館蔵)によればこの時の様子を次のように記している。
函館市史 通説編 第一巻
(外国貿易の開始)
(『
柳田藤吉
翁経歴談』) 最初の外国貿易は以上のようにして開始された。
函館市史 通説編 第二巻
(開港期の欧米系商社と外国商人)
例えば安政6(1859)年イリサメール号で来港し
柳田藤吉
と昆布取引をして、その後数年函館に居留したイギリス
函館市史 通説編 第二巻
(清国商人の登場)
清商が外国商船に搭載して函館に昆布などの買い付けに来たことは
柳田藤吉
と陳玉松の例にあるように開港当初にも
函館市史 通説編 第二巻
(亜米利加四番船の進出)
汽船が函館に最初に入港したのは慶応3年7月のエリエール号 (Ariel.1738トン) とする史料(「
柳田藤吉
翁経歴談稿本
恵山町史
(4、江戸時代の昆布漁)
箱館に入港した英国船イリサメル号と昆布の初取引きをした
柳田藤吉
翁の経歴談によると、百石に付き百両内外であった,この陳玉松が大町の柳屋藤吉(後の衆議院議員
柳田藤吉
)の店に来て、懐から紙を出し、それに張り並べてある一寸四方
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