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椴法華村史（栄徳丸の椴法華破船）

栄徳丸の椴法華破船椴法華村三次郎手船(所有)栄徳丸、元治二年(一八六五)七月十六日、椴法華村にて破船,元治二年乙丑年正月諸書付　　　書面椵(ママ)法華三次郎手船三右衛門栄徳丸於椵法華及破船溺死人も有之趣届出候間,同心組頭猿田喜兵衛　　　　　　　　　　　同心　　前田真三郎　　　　　乍恐以書付奉願上候　　　　　栄徳丸 / 栄徳丸の椴法華破船

函館市史　通説編　第一巻（ロシア船との遭遇）

天保2(1831)年5月12日、東蝦夷地の高田屋の請負場所に米塩を送るため、大坂の伊丹屋平兵衛所有の栄徳丸,ってきたが、たまたま風がなく様似沖で漂っていたところ、2艘のロシア船に遭い、その船から異人がボートを出して栄徳丸,それから風を得て栄徳丸は幌泉に入港したというのである。

椴法華村史（椴法華近村と通信の充実）

元治二(一八六五)丑年正月諸書付』により、椴法華から箱館へ新鱈積み入れに関する書類や、椴法華三次郎手船栄徳丸破船,問屋取締役見習　　　　　　　　　　　　　　蛯子友輔印　　　元治二丑年正月諸書付、沖之口御番所　　　栄徳丸

椴法華村史（目次）

根田内鱈釣船の漂着/養寿丸の破船/太平丸の遭難/明徳丸の恵山沖破船/開運丸二ッ岩の破船/愛宿丸の椴法華沖破船/栄徳丸