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函館市史　通説編　第一巻（問屋口銭）

　鰤　右同断　　　三分通一　同　板　材木類　酒　右同断　　　　　　　四分通　　　　　　　片金受用

函館市史　通説編　第一巻（問屋口銭をめぐる対立）

尚亦荷物積入買方等は去る未の年答書に申上げ奉り候通り、問屋には船手より運賃銀高に応じ片金と唱え受用もこれ,本来市中商人の注文荷物については、すでに船手から運賃に応じて、片金と称する問屋口銭に相当するものを支払,しかし問屋側は、市中商人の注文品からは、すでに片金という名目で、運賃からそれ相当の中間的マージンを徴収,しており、片金の外に更に2分口銭をとることになれば、二重の口銭をとることになり、市中商人側が強い反対行動

函館市史　通説編　第一巻（断宿の独占利潤）

更に場所産物の売買には直接タッチせず、単に産物の輸送に従事した場合でも、運賃の3分を片金として船宿に支払

函館市史　通説編　第一巻（北前船の発達）

一、蝦夷地産物積取船運送に相雇い候節は、運賃高の内三分通り片金は船宿受用の事。　

函館市史　通説編　第一巻（小宿）

一　地船小廻し参り候節アブタより下も分は登りの上運質片金受取り申すべき事。