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函館市史 通説編 第一巻
(直捌制度)
直捌制
度 幕府直轄下の蝦夷地経営は、多分に国防的観点を前面に押し出し、松前藩政下の幣害の多かった商人,による場所請負制度を廃止し、幕府自らが直接に経営する、いわゆる
直捌制
度をとったのである。 /
直捌制
度
函館市史 通説編 第一巻
(直捌制廃止前の状況)
直捌制
廃止前の状況 箱館は宝暦・天明期以降しだいにその経済的地位を上昇させてきていたが、東蝦夷地の直轄,による
直捌制
を大きな契機として、一層急激に増大してきている。 /
直捌制
廃止前の状況
函館市史 通説編 第一巻
(直捌制廃止の理由)
直捌制
廃止の理由 幕府の蝦夷地経営も直捌きによって「介抱を専らに取計」らい、住民も安堵してしだいに生産,これに対し当時箱館奉行は、松前家支配のころは町人の請負から幣害が起こって、アイヌが困難したのであって
直捌制
度,しかしその後直轄になった西蝦夷地では
直捌制
度は採用されなかった。,いずれにあるかもわからないが、しかし密命を帯びてこのような批判を受ける内容を見聞して報告したものらしく、これが東蝦夷地の
直捌制
度 /
直捌制
廃止の理由
椴法華村史
(箱館港の衰え)
一方、東蝦夷地では、前幕領時代の文化九年(一八一二)幕府による
直捌制
廃止され、各場所の請負入札が行われていた,
直捌制
が実施されていた時代は、東蝦夷地の産物は、ほとんど大部分が箱館へ集散され、ここで販売されなければならない,しかし
直捌制
廃止後は、東蝦夷地の産物は、福山・箱館のいずれで販売してもよいことになり、東蝦夷地の請負人
南茅部町史 上巻
(会所)
会所 寛政一二年(一八〇〇)、東蝦夷地を幕府が上知して
直捌制
をおこなうにあたり、東蝦夷地の運上屋は以後会所
南茅部町史 上巻
(村並)
村並 寛政一一年(一七九九)、幕府は東蝦夷地を松前藩から上知して北辺の警備や
直捌制
などの諸施策をすすめた
函館市史 通説編 第一巻
(箱館に本店を置く)
箱館に本店を置く 高田屋金兵衛苗字帯刀御免の書 しかも文化9年幕府が
直捌制
度を廃止し、再び
恵山町史
(1、復領後の施策)
っていえば、直轄期に開削改修された道路・旅宿施設は荒廃し、駅逓制度も徹底を欠き、移出海産物の減産、幕府の
直捌制
度
恵山町史
(3、奉行所の設置)
積極性に乏しく、西蝦夷地では松前藩時代の場所請負制度を存続させ、1812年(文化9年)には東蝦夷地の
直捌制
函館市史 通説編 第一巻
(産物の箱館回送方請願)
産物の箱館回送方請願 しかるに文化9年東蝦夷地の
直捌制
の廃止が決定し、しかもその地の場所経営は箱館、
恵山町史
([後松前藩時代の道])
一方、防衛体制と密接に関連していた(幕府の海産物)
直捌制
が、松前藩時代の場所請負人の強烈な抵抗をうけ、
恵山町史
(3、幕府直轄以降の箱館六ケ場所)
するとともに、択捉島(えとろふとう)など東蝦夷奥地の開発と、場所請負制度に関わる奉行直轄の場所経営、いわゆる「
直捌制
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