[凡例]

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1、この『函館市史』通説編第1巻は、第1編 風土と自然、第2編 先史時代、第3編 古代・中世・近世の3編とし、巻末に索引を付した。
  (※デジタル版では巻末の索引は割愛した)
1、本文の記述は原則として当用漢字、現代かなづかいを用いたが、歴史的用語・学術用語・人名等は、これに従わなかったものもある。
1、人名・地名等、読み方の明らかでないものは、索引には音読みによった。
1、引用文は、出典を示し、「 」及び2字下げを用い、必要に応じてなるべく読み下しにした。
1、日本年号の下に( )で西暦を示したが、これを省略した部分もある。
1、写真の所蔵者は、特に記さない場合は、すべて市立函館図書館である。
1、本書の執筆者及び担当部門は次の通りである。
 
第1編 風土と自然
 (人口・世帯推移・都市景観部門 第3編とも) 北海道教育大学助教授 奥平忠志
 (地形・地質部門) 北海道教育大学教授 瀬川秀良
 (生物の分布部門) 函館植物研究会会長・日本生態学会会員 宗像英雄
 (気象部門) 元函館海洋気象台長  大野義輝
第2編 先史時代 市立函館博物館学芸員 千代肇
第3編 古代・中世・近世
 (政治・行政・産業関係部門) 元函館大学教授 故白山友正
 (流通経済関係部門) 松前町史編集室長 榎森進
 (外国・国交関係部門) 元函館市史編集長 故小島昌平
 (宗教・社会・文化関係部門) 称名寺住職 須藤隆仙
 
 ただし、第3編については、右の各執筆者の原稿をもとに、後に嘱託編集員渡辺茂によって、章・節の組み替えと整備補筆がなされた。
1、敬称は、他の歴史書の例にならい、省略した。
1、計量単位は、つとめてメートル法によるのを原則としたが、旧単位等を用いた部分もある。
1、本書は監修者高倉新一郎の監修を受けた。
  昭和55年3月
  函館市史編集長 田畑幸三郎