千畳敷集塊岩

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 千畳敷集塊岩は函館山の南部海岸で懸崖を成し、安山岩あるいは石英安山岩の角礫と、その間を埋める黄褐色の凝灰岩より成り立っている。角礫の大きさは、こぶし大から人頭大のものが多く、時には1メートルに達するものもあり、かなり変質している。