目次
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通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世
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第2章 松前藩政下の箱館
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第7節 宗教・文化・生活
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1 宗教
[1 宗教]
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遠く郷里を離れ、気候風土の異なる
蝦夷地
に渡り、常に不安と期待の交錯するなかで、日々の生活を続けねばならなかった人々にとって、頼れるものは、永い習俗として培われてきた神仏への信仰よりなかった。それがやがて集落が形成されると、小祠、小堂から更に進んで神社、寺院の建立となって現われている。