昭和七年の水害凶作

355 ~ 356 / 1205ページ
 六月中旬まで順調であった天候も、六月下旬より低温に見舞われ、それが七月、八月と続き、前年よりひどい冷害となった。加えて八月四日から六日にかけて台風の影響を受け、渡島半島一帯は豪雨に襲われ、赤川をはじめ道南の各河川は氾濫(はんらん)した。この水害によって亀田村の水田八町九反、畑四町八反が収穫皆無から五割以上の減収という被害を受けた。冷害による被害は次のとおりである。

米作被害反別


畑作被害反別


救済土木事業