大正四年に赤川村で開催された
渡島支庁主催の設立奨励協議会に出席した桔梗小学校長清水三貞、部落区長藤谷栄吉、消防部長木下作太郎の三氏はその勧誘に共鳴し、帰村の後有志を集め、個人信用の高揚を図り、和衷協同、組織による経済生活のため、常に円滑な資金の融通を図ることなどを説き、三五名の組合員をもって大正四年九月七日付で認可されたのである。組合長は守田岩雄、理事は藤谷栄吉、佐々木久松、その他二名の監事、七名の信用評定委員によって構成され、加入組合員三五名の出資額は八七五円であった。
桔梗産業組合
年度別事業状況