農村において青年会は、次代をになうホープ集団として育成され、積極的な活動を期待されていたが、発足当時の青年会の目的精神は、昭和六年渡島支庁編の「産業五箇年計画」に次のように述べられている。
「難局打開ノ為ニ更生ヲ目標トシ自治ノ真諦ヲ覚リ堅実ナル国民タルト共ニ国際的ニ真ニ人タラシムルヲ第一義トシ忠君愛国献身報国ノ熾烈ナル意気ニ燃エシメ不況打開、思想静化ニ精進スベク同胞相愛流汗鍛錬ノ行者トナリ神聖ナル信仰ニ活キ祖国ヲ救フ第一線ニ起タシメ総親和総努力ノ善風ヲ振興シテ理想郷ヲ実現センコトヲ期ス。」
青年会の目的