大正初期の五稜郭駅
太平洋戦争が始まり、国をあげての増産増送に貨物の取扱いも増えてきたため、昭和十八年から十九年にかけて五稜郭駅は次のような発展を遂げた。
昭和十八年一月九日 五稜郭操車場開設(下り作業開始)
昭和十八年十月一日 駅本屋建物移設改築、同時に本屋構内大改良
昭和十八年十二月三日 操車場構内線路増設(上り作業を開始)
昭和十九年一月十日 有川埠頭開設(一岸で航送作業を開始)
昭和十九年九月三十日 操車場内線路拡張(下り関係を増強)
昭和十九年九月三十日 五稜郭・桔梗駅間複線となる。
更に戦後は、全国的な輸送力の増強に対応し、北海道の経済発展を担う貨車輸送の玄関口として、五稜郭駅は重要な役割を果した。
輸送人員と輸送量